リーゼンフーバー神父様の霊性を伝えるGROUP ANCHORAのHPです。

GROUP ANCHORA
フランシスコ教皇様のご帰天に際してこれまでの教会へのご奉仕に感謝を捧げます。
霊的指導者として、哲学者として、大学教授として、また日本文化におけるキリスト教の在り方についての考察で残されたクラウス・リーゼンフーバー神父様の功績を伝え広く知らしめるために、神父様の教えを受けたカトリック教徒が中心となって自主的に立ち上げたグループのホームページです。
リーゼンフーバー神父様と関係の深い神父様たちの協力を得て、ラテン語講座・黙想会・主の祈りを読み解く講座等、リーゼンフーバー先生の提唱を聴いて座る座禅会(不定期)など数々の集まりを行っています。
皆さんのご参加をお待ちしています。各種講座も黙想会も途中参加可能、お気軽に下記のアドレスにお問い合わせください。
皆さんの上に主のお恵みが豊かにありますように。


Group Anchoraの活動に協力してくださる神父様、学者の皆さん

●フランツ・ハム神父
イエズス会神父。
上智大学文学部ドイツ文学科にて30年以上にわたり教鞭を執る。

●ホアン・マシア神父
1941年生まれ。
上智大学名誉教授。
イエズス会司祭。
専門は倫理・哲学思想史。
世界的な倫理神学者。

●阿部仲麻呂神父
サレジオ会所属の神学博士
東京カトリック神学院教授。
基礎神学、教義神学、ギリシャ教父神学を専門とする。

Group Anchora主催の講座・黙想会

Group Anchoraでは随時、神父様・神学者の指導による講座・黙想会などを行っています。
洗礼を受けていない方も含めてどなたでもご参加いただけます。
参加費は、宿泊を伴う黙想会のような場合をのぞいて基本無料です。
参加を希望される方は下記アドレスまでご連絡ください。
会場は特に変更がない場合、基本的に上智大学内のSJハウスとクルトゥルハイム聖堂になります。
5月31日(土)・マシア神父様『日帰り黙想会』
5月31日(土)、上智大学構内・SJハウスにおいてホアン・マシア神父様ご指導による黙想会を行います。
黙想の開始は午前10時、ごミサの開始はクルトゥルハイムにおいて、午後3時位からです。
お昼をまたいで行いますので各自昼食のご準備をお願いします。用意できない方には主催者が1000円程度でご準備しますので、下記アドレスでその旨ご連絡ください。
ミサからのご出席も可能です。

6月3日(火)・リーゼンフーバー先生の黙想会を再現『日帰り黙想会』
Group Anchoraでは以前リーゼンフーバー先生の残された音源を使用した黙想会を開催し、大変好評をいただきました。今回は、クルトゥルハイム聖堂に会場を移しオルガン演奏を交えて先生の黙想を再現することになりました。
今回は火曜日となりますが、6月3日(火)の午後2時半からクルトゥルハイム聖堂で先生の残された『お昼の黙想』、『会社帰りの黙想』の音源を聴きオルガニスト・杉本ゆりさんの即興演奏を聴かせていただきます。
黙想の後は、ハム神父様によるミサ後半『ご聖体の拝領』が行われ、閉祭では聖霊降臨のイムヌス
『Veni Creator Spiritus(来たれ創造主なる聖霊よ)』を歌います。リーゼンフーバー先生を偲び、伝統ミサを彷彿とさせる集いになるでしょう。
信者以外でも、どなたでもご参加していただけます。お誘いあわせの上ご参加ください。
参加を希望される方は下記アドレスからお名前と人数をお知らせください。

洗礼者ヨハネ(Da Vinci)

Library
(日々の配信・永久保存)
Deliverd Daily
リーゼンフーバー神父様の行われた黙想会はご講義の録音からテープ起こししたモノを
日々配信していきます。
理解講座 史的イエス-活動と生き方の特徴(その3)
じゃ、その12歳前、イエスの誕生をめぐってのいくつかの話があるんあるんですけれども、クリスマスの時に祝われるんですが、ま、それはあの、伝わってるんですね。それはある意味で、その福音書の、そのまぁ前曲みたいなもの、つまり福音書の中心的な部分に出てくるいろいろなテーマは、こういう、まぁ、幼子のイエスの話の中には、もう暗示されてるんだ。ヘロデによって迫害されるとかですね、そのいろいろなことは、もうイエスの運命を暗示する事はあるんだ。その福音書の本文は、これはイエスが洗礼者ヨハネから洗礼を受けるというところから始まるわけてですね。そして洗礼者ヨハネは、あのー、彼については、ちょっと、あの偶然かのようですけれども、あの、今80年前とかには、まぁわりと細かい情報が入ってたわけですね。イスラエルの南には、ま、そういう死海、湖があるんですが、そこでは、その北西のほうには、険しい岩、大きなものあって、その中には、その第二次終戦後で、それと関係なしに、ま、羊飼いは穴を見つけた。いくつか。ほうぼうにあるんですが、それは全然入れない。ま、探してみたら、探してみたら、中にはまぁ、その石亀があって、そしてその中に巻物があったんですね。巻物は古代の本ですね。そして幸いにそういうことが知られるようになって、そしたら、これは、その地方はちょうどエルサレムが絶滅される前には、60年、70年あたりには、ローマ人たちによって全く絶滅されてきたんですが、そしてそれは、そこで1つのユダヤ人共同体は、ああ、こういう事はやむを得ないとか、これから起こるだろう、そして、自分の聖なる書物、そこで聖書の書物も入ってるし、その団体に固有な書物もあって、ですね。これを隠しておいたわけですが、そこでは、それは1900年とか、眠ったわけですね。いまは全部それは、まぁ、翻訳されて、どこにも、ま、出版されているわけですね。
じゃあ、その話は、その洗礼者ヨハネのその聖書に出てくる話には、ずいぶん似てるわけですね。つまりそこでは、まぁその最終的な審判者が来るだろう、とか、その日が近い、とかですね。ま、そういうこと。じゃ、そこからさらに洗礼者ヨハネは、25年、27年あたりで.ヨルダン川で活躍して、一つの回心運動をユダヤ人の中に起こして、非常に力強く、なんか、その“神の意思に戻れ”とか、ですね。“信仰を深めなさい”とか、“隣人を大切にしなさい”とかですね。
じゃ、そこで、イエスが洗礼を受けたということがわかるわけですね。そして、イエスが、おそらく27年、もしかしたら28年に、彼から洗礼を受けて、まぁ洗礼者ヨハネの弟子だったか、これははっきりしてないんですけれども。しかし、イエスの最初の弟子のうちには、前には洗礼者ヨハネの弟子であった人もいたということもわかるわけですね。洗礼者ヨハネは、ま、状態がとても危ない、自分の弟子をイエスに回そうとした、ということはあったわけです。しかし、まぁその洗礼者ヨハネを中心としたちょっとした共同体は、これは、あのー、イエスの死の後でも続いて、70年代までとかは、あのペルシャ、トルコに存在して、パオロはまだそういう弟子たちをみつけてキリスト教信仰に迎え入れたということは、使徒言行録にあるわけですね。
じゃ、そしたら、そのイエスはどうやったのか?イエスは、なんか、そういう洗礼を受けて、まもなく、2、3週間あとかもしれませんが、あのー、洗礼者ヨハネが逮捕されて、そして、そこでは、牢の中には首が切られるようになったわけですが、その頃から、イエスが活動し始めたということがわかるわけですね。そしてイエスは初めから弟子を集めたというという事はあるんですですが、それは、なんか、あの、つまり、一般民衆に話をする前には、そのマルコの初めにあるし、ヨハネの1章もある、マタイもそうですね。
(この項続く)
